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ポリ提灯のたたみ方 (下記写真はポリ提灯の昭和八寸・丸型です) |
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↑たたんだところ↑ | ↑たたむ途中↑ | ↑伸ばしたところ↑ |
ポリ提灯とビニール提灯の違いについて S様よりのお尋ねにお答えいたして(2001.6.26) |
(A)ビニール製提灯は旧来の竹ひごと紙で作られた提灯が針金とビニールに変わったとお考えください。畳むときはペタペタと平面になります。しかし人の手で貼るため人件費が高く、我が国では30年ほど前は養老院のお年寄りに依頼したりしていました。今は90%の提灯はアジアで作られています。そんなことで、なんとか日本でも機械で出来ないものかと考えられたのが
(B)ポリ提灯です。鋳物のように型の中に融けたポリエチレンを流しこんで成型します。厚さは葉書ほど表面は昔のカメラの蛇腹または洗濯板のようで押すとベコベコします。廉価にできるため発売当時は爆発的に売れました。たたむ時は丼を2枚重ねたようになります。永くそんな状態で保存しますと癖がついて歪になることがありますが、熱湯をかけますと、形状記憶のように元の美しい形に戻ります。情緒的にはビニール製、経済的にはポリ提灯と思います。 長期に保存した場合のシワの伸ばし方 ポリ提灯の型くずれはヤカンを使って熱い蒸気をかけて下さい。すぐなおります。熱湯をかける事もお試し下さい。 |
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